大河ドラマ真田丸の地、岩櫃(いわびつ)

「勝頼様は来なかったけど、
あなたは来てくれますか?
来てくれた方を、お護りします!」

真田の進言と、武田氏の滅亡

戦国のトップ企業「甲斐・武田氏」、外様でありながら実力でその重役に列した子会社「真田氏」—。織田・徳川連合軍の甲州征伐で窮地に陥った武田勝頼に真田昌幸は、「岩櫃への撤退」を進言。「守り通す」ことを約束した。しかし、結局、勝頼は、譜代重臣の別の進言を受け入れて裏切りに遭い、超トップ企業・武田はあっけなく滅亡した。

天険の山城、岩櫃城

岩櫃城は、天険の山城。のちに真田昌幸・信繁が徳川家康を恐れさせた上田城や大坂城「真田丸」の原型といえる堅城。もし、勝頼が逃げて来たら、真田は織田・徳川連合軍を散々に苦しめたことだろう。3カ月後には本能寺の変で信長は破れ、武田・真田・岩櫃、そして日本の歴史は大きく変わっていた―。

岩櫃をめぐる旅

上州・東吾妻町の「岩櫃」。古来より修験文化と一体となったパワースポットでありながら、四季折々の美しい表情に包まれる。山の中、林の木立、青い空に、大いなる歴史ロマン、戦国の息吹が木霊する。NHK大河ドラマ「真田丸」のシーンを思い出しながら歩けば、信繁様と心と心が響き合う。そんな予感めいた岩櫃。あなたは来て下さい。

岩櫃と真田の歴史

岩櫃山周辺ガイドマップ

岩櫃山周辺ガイドマップ